Written by かおちゃん

わたし、インタビューされたー!

ジェンダー

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つい先日、ある大学の学生さん(Xジェンダー当事者)から、研究のためのインタビューを依頼されたの。

テーマは、わたしのジェンダーについて。

こういうインタビューを受けるのは初めてだったので、正直、めっちゃ緊張。。

何話せば良いんだろうと、インタビュー始まる前に色々考えたけど、結局まとまらず・・・

でも、せっかくインタビューしてくれるので、何か役に立ちたいなぁと思って、できるだけ何でも答えようと思って、インタビューに臨みました。

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場所は、とある駅のすぐ傍にあるカラオケ店。

実際にインタビュアーさんに会ったところ、すごく気さくで優しい雰囲気の方だったの!

それで、大して緊張することもなく、インタビューは進んで行って、気付いたら、あっと言う間に2時間以上経ってたよ。

質問もすごく上手で、わたしの小さい時の話から、揺れ動くジェンダーの感覚、服装や、身体のことなど、とにかく、様々な観点から質問してくれたのね。

それに答えていると、あ、わたしって、そうやって考えたり、感じたり、行動してたんだなぁって、改めて色々と気付いたよ。

こうやって、言語化するって、すっごく大切だねー。

特に、わたしって、服装へのこだわりが強いんだけど、それは、服装って、自分らしさや、本来のジェンダーを表現する、最も大切な、そして分かりやすいツールだから。

基本、レディースものしか着ないけど、それにも理由があって、わたしのジェンダーが揺れる中で、一番自然でしっくりくるのが、女性寄りの時。

だから、男性寄りに揺れても、また女性寄りに戻ってきた時に、メンズもの着てると、すごく違和感を覚えるし、精神的にもダメージがあるのね。

でも、パンツスタイルとは言え、レディースもの着てれば、そういう違和感はないから、すごく楽なの。

さらに言うと、男性寄りに揺れても、その時、服装がパンツスタイルなら、さほど気にならないから、大丈夫。

だから、トータルで考えると、レディースものが一番落ち着く。

プライベートだと、スカート履いてることもあるけど、それは女性寄りのわたしが最も安心するスタイル。

スカート姿の時、ふと男性側に寄ることもあるけど、なんか、不思議と耐えられるの。

それって、分かんないけど、わたしの中の男性寄りの心が、女性寄りの心に寄り添ってくれてるからなのかなー?

基本レディースもの着てるのは、そういう理由。

それも、自分の中では、何となく、そう思ったり、感じてたりはしてたんだけど、改めて言葉で他者に説明することで、ちゃんと分かったの。

わたしの自然な心の状態は、女性寄りの時。

でも、これも不思議で、完全に女性じゃない。

「女性寄り」って言葉が正確。

だから、女性になりたいわけじゃない。

服装や髪型、メイクは女性らしくして、体型もできる限り女性に近づけたい。

でも、ホルモンやったり、外科手術まではしたいと思わない。

そういうことについて、たくさん話した。

その日は、会社帰りだったんだけど、何となく、メイクしてスカート履きたくなったので、自分の心に従って、完璧女性モードでインタビュー受けました。

いつも、メイク道具とスカートは常備してます。(笑)

その方が、なんか、自分のこと何でも話せるような気がしたから。

そして、実際、インタビューで色々と話せたのは、そのスタイルで臨んだからかもね。

というわけで、インタビューに協力した形ではあったけど、逆にわたしの方が色々と気付きがあって、すごく貴重な経験となりましたー!

インタビュアーさん、本当にありがとうございました!!

これからも、こういうインタビューはできるだけ受けて行こうかなー。

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