Written by かおちゃん

好きな格好、でも合わない格好・・・

女装

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ちょっと前に、SNSで女装についての話題があり、似合っていない格好について色々と話題が上がってたのね。

それで思い出したんだけど、昔は、わたしもなんか、やたらと女子高生みたいな格好してたなぁって。

セーラー服とかミニスカとか、あとはフリフリしたお洋服とか。

あれって、きっと、学生時代にそういう格好したくてもできなかったっていう思いがあって、それで、大人になってからも、そういうものを着たくなっちゃうんだよね。

いわゆる、自分が理想とする「かわいい女の子」の象徴みたいな格好。

でも、これって、みんな経験するし、必要なんだと思う。

ただ、それを着て外出するかどうかって言うと別の話なんだけどね。

自分がまだ10代で、そういう格好しても違和感いなら、まぁ、良いと思うんだけど、20代後半、30代とかなってくると、中にはもちろん似合っている人もいるけど、違和感が強くなっちゃう人もいる。

違和感が強いまま外出すると、変に目立って、ジロジロ見られたりするから、わたしはお薦めしないかな。。

だから、わたしも、そういう格好は室内だけにしてたよ。

って言うか、その頃は、女の子の格好して外出する勇気もなかったし、メイクだって全然できなかったからね。

ただ、やっぱり、憧れの格好で思うように外を歩いてみたいっていう強い気持ちはあったよ。

だから、そういう格好したい人の気持ちは痛いほど分かる。

それで、昔、名古屋にある結構有名な制服屋さんまでわざわざ足を運んで、本物と同じ生地のセーラー服を実際に店舗内で採寸してもらったこともあったなー。

確か、「松亀屋」さんだったと思う。

今もあると思うけどね。

だけど、当時は、店舗に入るまでめっちゃ緊張したよ。

勇気を出して、店舗に入ってみると、店主さんが、あまりにも普通に接客してくれて、中の座敷でしっかりと採寸までしてくれた時は、超感動。

だって、妹以外の人前でセーラー服着るなんていう機会は、それまで一回もなかったからね。

しかも、着せてもらうっていう。

セーラー服に袖を通して、まだしつけ糸の付いてるプリーツスカートを履く時は、ものすごく緊張したなー。

あぁ、「これでわたしも憧れだった女子高生になれるんだー」って、何だか夢が叶ったような感じだった。

そして、新品かつ本物のセーラー服に身を包んだ自分の姿を鏡で見て、とにかく感動。。

涙が出そうだった。

しかも、採寸してくれただけに、サイズもぴったりで、着心地良くて最高だったよ。

少し動いてみると、プリーツスカートがふわっと広がったので、その場で、クルっと回って女子高生が履いている本物のスカートの履き心地を感じて、いつまでも脱ぎたくなかった。

あー、懐かしいなぁ。。

今は、そういうのはすっかり卒業したからね。

その頃は、自分のジェンダーが何だか分からず、女装子とMtFの中間くらいに思ってた。

それから、大分時間が経って、自分のジェンダー理解が深まり、普段から女性ものの洋服を着るのが当たり前になってくると、もう、そういうコスプレみたいな格好はしなくなったね。

だから、そういう経験があって、学生時代に女の子に対して抱いていた、憧れみたいなものが解消されたからだと思う。

今は、実際に店舗で試着して、店員さんからもアドバイスもらったりして、とにかく、自分らしくて違和感ない、似合う格好が心地良く感じるようになったのね。

だから、わたしが思うのは、似合わなくても、したい格好があるなら、絶対にしておいた方が良い。

今は店舗まで行かなくても、インターネットで簡単に手に入るしね。

ただし、その格好するなら、あくまでも室内か、もしくは、そういうイベントに限定してね。

LGBT成人式でも、好きな格好で参加できるから、是非、参加してみてね。

そして、自分の中で納得したら、今度は、自分に似合う洋服を探すようにしていくと、だんだんと周囲からも違和感なくなって、目立たないようになってくると思う。

わたしの場合、つい最近も、あるショップで、店員さんから、「そのパンツよりもこっちのプリーツスカートの方が似合ってますよー。」なんて言われて、自分でも納得したのね。

だから、少しずつ自分の似合うお洋服を探して行くと、自分らしいスタイルが分かってくるし、それがいずれ「好きな格好」にもなってくると思う。

何事も経験だね!

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