わたしの性別 その2

先日、海外出張に持っていったこの本、すっごく勉強になった!

先日、外国人でゲイの同僚に対しては、わたし、”Third Gender” だって英語で説明したけど、Xのことを何て言って良いか分からなかったから、そう言ってみたんだよね。

だけど、これを読んで、わたしにぴったりくるジェンダー表記があったの。

それは、ノンバイナリー(Non-binary)。

その説明部分を引用するね。

「ノンバイナリーの人は、男性でも女性でもない状態や複数のジェンダーを同時に有している状態、複数のジェンダーを往き来する状態、またはそのどれともまったく違う何かであることが考えられます。ノンバイナリ-であることを認識するのは独特の経験です。」

(出典:「13歳から知っておきたいLGBT+」2017年11月22日 ダイヤモンド社)

この説明が今は、すごくしっくり来た。

バイナリ-(binary, つまり男女二元論)ではない、それに属さない性。

ジェンダーフルイドの説明も合ってるので、それかも知れないけど、わたしは男性でもないし、女性でもない。どっちかに近いって感覚はあるけど、自然な時は女性に近い。仕事や趣味をやってる時は男性に近い。でも、どっちでもないの。

でも、あえて言うと、女性寄り。

見た目や格好は女性である方が心地良く感じる。

だから、小さい頃から女の子が羨ましかった。だけど、100%女の子になりたいわけじゃない。

例えば、最近、東京にある銀座の某小学校が「アルマーニ」ブランドの制服の採用を決めたり、千葉では、性別問わず自由に選べる制服を導入することにした公立中学校があったりと、話題になっている制服関連のトピックでジェンダーについて考えてみるね。

ちなみに、性別問わず自由に制服を選べる学校はこちら。

男の子もスカート制服が選べる中学校

わたしがこの学校の生徒だったら、迷わず、スカート制服を選ぶよ。

だって、その方がわたしにとっては心地良いし、自然だから。

だけど、スカート履くってことは、下着も女の子のものにしたいし、髪型だって女の子と同じにしたい。

実際、わたしが小学生の頃は、詰襟の学生服がイヤで、女の子と同じセーラー服が良かった。

それは、中学生の時もそうだし、高校生の時もそうだった。

女の子の同級生が着てるセーラー服が羨ましくって、わたしも毎日セーラー服着て、ミニのプリーツスカート履いて学校に行きたかった。

まぁ、でも当時、そんなことするのは到底無理。。

だけど、自宅では妹がセーラー服を貸してくれたから、家の中だけではこっそりとセーラー服着て、女子中学生や女子高生の格好ができた。

それはすっごく幸せだったなぁ。。

でも、完全に女の子になりたいわけじゃなかったの。

男性の格好よりも女性の格好の方が、わたしにはしっくり来るし、落ち着くってこと。

だから、もし、わたしが男の子もスカートが選べる学校に行けたなら、もちろんスカート制服を選ぶよ。

だけど、問題もある。

そもそも親や友達が理解してくれるかってこと。

親が反対すれば、いくらスカート制服着たくても、買ってもらえないし。。

もし、うまく買ってもらえたとしても、小学校までは普通に男の子の格好していたわたしが、いきなり中学校に入ってからスカート履いて学校に通うことになれば、周囲は間違いなく驚くよね。

さらに問題は他にもある。

トイレ。

スカート履いた子が男子トイレに入るのは変だし、生物学的には男の子なので、女子トイレに入るのも違うと思うし。

体操服に着替える時だって、男の子とも女の子とも別にしてほしい。

だって、スカートがOKなら、下着だって女の子のものを身につけたいし、ブラもショーツも身に着けた状態を男の子には絶対に見られたくない。

だけど、男の子だったら、絶対にふざけてスカートめくりしてくるでしょ?

そんな時、

「あー、こいつ女のパンツ履いてるー!!」

なんて言われたら、それこそ地獄の始まり・・・

女の子に見られる方がまだマシだけど、それもちょっと違和感あるし。。

だって、恋愛対象は女の子だから、どうしても意識しちゃうしね。

水泳の授業だって、もちろん、女子のスク-ル水着を着たて参加したい。だけど、さすがに、そこまでは認められないでしょ?

「だったら、SRSして女の子になりなさい。」

って言われても、別に女の子になりたいわけじゃないし、かと言って男でもない。どっちかって言えば、普段は女の子寄り。

でも、体育や部活で運動する時は、男の子寄りになる。

恋愛する時は、かなり女の子寄りの心になって、女の子を好きになる。

自分で書いてても結構複雑なんだけど、それがわたしの性別だし、それだからこそ、小さい頃はもちろんのこと、大人になってもずっと自分の性別について悩んできた。

だから、男女二元論で説明できない、男女二元論のどちらにも属さない「ノンバイナリ-」って言葉が、”X”と同じくらいしっくりきたのね。

これからは、わたしの性別について説明する時は、日本人に対しては”MtX”、外国人には”Non-binary” か “Gender fluid” って説明しようと思う。今のところはね。

今回は、制服というトピックでわたしのジェンダーについて考えてみたけど、制服1つとっても、すごく複雑な問題がある。

もし学校が、わたしみたいな子を100%受け入れるには、服装だけじゃなくて、それ以外のルールや設備の整備も必要。

では、学校じゃなくて、今のわたしにとって理想の日常とは?

格好は完全に女性で(スカート履いてメイクもする)、だけど中身は男性でも女性でもなく、どちらかって言うと女性寄りな感じでいて、周囲からもどちらかと言うと、女性寄りの扱いをされるのがベスト。

実際の生活上では、今は女性ものしか着てないけど、基本平日はパンツスタイルだし、メイクって言っても、ファンデするくらい。

本当は、平日だって、バッチリメイクして、毎日スカートスタイルで、もっともっと女の子寄りにしたいけど、それは家族もさすがに敬遠するし、周りもザワついて扱いに困るだろうから、遠慮しちゃう。

そう考えると、本来の自分らしく生きるって難しいなぁ。。(;´・ω・)

でも、一歩ずつ自分と周囲を調和させて、少しでも自分らしく生きやすい社会を作っていきたい。

この本を読んで、わたし自身のジェンダーに対する理解が深まってきたことは、すごく考えさせられたと同時に意味のあることだったし、精神的な救いにもなったよ。

だから、もし、あなたが自分のジェンダーについて悩んでいて、それを知るために、何かの手がかりを得たいなら、是非、読んでみて下さいね。

超お薦めです!!

 

この記事の著者

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る