LGBTQの意味とわたしのノンバイナリーな日常
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はじめに:LGBTQって何?その意味を知ることから始めよう
「LGBTQってよく聞くけど、正直よく分からない」
そんな声、まだまだ多いと思う。だって、当事者であるわたしも昔はそうだったから。
LGBTQとは、性的指向や性自認の多様性を表す言葉です。
それぞれの頭文字には意味があります。
– L:レズビアン(女性同士の恋愛)
– G:ゲイ(男性同士の恋愛)
– B:バイセクシュアル(両性愛者)
– T:トランスジェンダー(出生時の性別と自認する性が異なる人)
– Q:クィアまたはクエスチョニング(既存の枠に当てはまらない、または探求中の人)
この言葉は、誰かを何かのカテゴリーに無理やり分類するためのものではなく、「多様な生き方があることを認め合う」ためのもの。
ちなみに、わたし自身はノンバイナリー。
心の性は男性でも女性でもなく、その間というか、時間帯によって行ったり来たりすような感覚かな。
これって結構説明が難しいんだよね。。
性的表現と性的指向は女性で、奥さんと子どもが2人います。
今は会社員として働きながら、平日は最低限のメイクと女性もののパンツスタイルで通勤してるよ。
髪は胸のあたりまで伸ばしていて、会社では後ろでお団子にまとめています。
下着も女性ものを着けています。
土日はスカートやワンピースで過ごすことが多いかな。
って、まぁこうやって説明するのも普段はあんまりしたくないんだよね。
正直なところ、これってめっちゃ個人的な情報だし、あんまり話したくないし、触れられたくない話題でもあるんだよね。
だって、一般的に自分の性別を詳しく話すなんてことしないでしょ?
だから、それはわたしも同じです。
わたしはわたしなので、あんまり性別で括られたくないっていうのが本音です。
まぁ、ここでは話しちゃいますけどね。
わたしのノンバイナリーな日常
最近は仕事が忙しくて、毎日残業続き。
正直、めっちゃ疲れてました。
でも金曜日は少しだけ早く終われたので、
半年ぶりに美容院へ。カットと縮毛矯正をしてもらいました。
髪の毛がつるつるになって、前髪もすっきり。
鏡の中の自分を見て、思わず笑顔になりました。
そのまま一人でカラオケへ。
昔の曲から最近の曲まで、思いっきり歌ってストレス発散。
時間忘れてめっちゃ歌って楽しかった!
帰宅後は、好きなYouTubeを見ながら華金ひとり飲み会。
誰にも気を使わず、心行くまでお酒を楽しむ時間。
こういう癒しの時間があるから、また頑張ろうって思えるんだよね。
これは、とある金曜日のわたしの日常です。
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ノンバイナリーであることは「曖昧」じゃなく自然なこと
ノンバイナリーって、よく「中途半端」とか「曖昧」と言われがち。
でも、わたしにとっては自然なこと。
男性的な部分も、女性的な部分も、どちらも自分の中にある。
それを否定せず、受け入れて生きることができるようになってからは、
とても自由で、心地よいって思える。
だって、どちらも「わたしらしさ」だし、どちらかを否定する必要なんてないからね。
家族との関係:無理にカミングアウトする必要なし
わたしには妻と子どもが2人います。
最初は戸惑いもあったと思いますし、それがなくなることはないと思う。
でも、わたしが自分らしく生きることを選んだとき、奥さん子供もそれを
否定しなかった。
もちろん、すべてが順調だったわけではないし、今も100%理解できているわけじゃない。
そして、ウチの解決策は、無理にジェンダーのことを話さなくなったこと。
家族との関係は、性別や服装よりも、「どれだけ大切に想ってるか」だから、
別に言葉が全てじゃない。
だから、無理に理解を求めたりとかしないし、自然なままでいる。
それで続いてるから、それで良いと思う。
わたしもジェンダーの話したいと思わないし。
それはあくまでもわたしのケースであって、それが誰にとっても良い解決策じゃないと思う。
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会社での過ごし方:わたしらしさと社会とのバランス
会社では、最低限のメイクと女性ものの服で通勤しています。
パンツスタイルが基本ですが、髪は長く伸ばしていて、後ろでお団子にまとめています。
最初は周囲の目が気になったこともあったけど、もう何年もこのスタイルだから、それで自分も周囲も慣れちゃった。
わたしが大切にしているのは、「自分を偽らないこと」と「周囲への配慮」のバランス。
無理に目立とうとしないし、でも、周囲に不快な思いはできるだけさせたくないし、それでも自分らしさは守る。
その姿勢を続けたことで、少しずつ自分と世界のバランスが取れてきて、結果、周囲の理解を生んでいる気がする。
LGBTQの意味を知ることは、誰かを理解する第一歩
LGBTQの意味を知ることは、「誰かを理解しようとする気持ち」の表れ。
わたしのようにノンバイナリーで、日常の中に小さな葛藤や喜びがある人はたくさんいる。
その存在を知ってもらえるだけで、「ひとりじゃない」と思える瞬間が増えるんです。
LGBTQっていうと、すぐにトイレとかお風呂とかの話になるけど、わたしの場合、そもそも目立ちたくないから、トイレはなるべく行かないし、行ってもオールジェンダートイレで、できるだけ短時間で済ませるか、もしくはコンビニとかの誰でも入れるようなトイレに行く。
お風呂だって、女性の方に行きたいなんて微塵も思わないよ。
だから、多少変な目で見られても男性側に入るのが当たり前だし。
そもそもお風呂大好きだから、銭湯や温泉はよく行ってる。
LGBTQは特別な人たちの話じゃない。
誰もが「自分らしく生きられる」。そんな世界になったらいいな。
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まとめ:わたしが伝えたいこと
わたしはノンバイナリーで、日々の生活で自分らしさをうまく確立させてきた。
そんなわたしの日常は、LGBTQの意味がどうかなんてあんまり関係なく、わたしらしさを体現してるだけ。
この記事が少しでもLGBTQに対する理解を深めるきっかけになってくれたら嬉しいな。
そして、誰かが「自分らしく生きていいんだ」と思えるようになってくれたら最高!